釧路に到着
夜行バスで釧路に到着。前回釧路駅から岸壁までがかなり離れていることを学んだんので今回は「MOO」の停留所で下車。近くて最高!
ただ、夜行バスなので現地に着いたのが午前5時半…。空いているレストランとかも無いのでとりあえず「ましゅう」が居ない事を確認してホテルへ荷物を預けに行きました。
今回宿泊したホテルは「釧路プリンスホテル」さん。以前岸壁から見えていたので「ここが一番岸壁に近いホテルに違いない」と踏んで宿を取ったのですが、実はANAのホテルが一番近かった事に気が付いてショックを受けました。
荷物を預けたあとはフロント前の椅子に座ってしばらく休憩。前から何度か書いていると思うのですが、夜行バスが苦手で到着した日は体調が悪くなるのです。この日も例外なく体調不良で、しばらくここでウトウトしていました。
しかし、いつ「ましゅう」が入港するか分からないのでいつまでもホテルで休んでいるわけにも行きません。(その点横須賀は大型船入港情報に載るので分かりやすくて良いですよね)この日は「霧フェス」のステージイベントが11時台から始まるので、「ましゅう」が入港するのは11時前なのでは?と考えていました。
あとそんなに早すぎる時間でもないだろうと思い8時~11時位に入港するのではないかと予想。もし夜行バスで到着した時点で「ましゅう」が入港していなかったら入港するまで待つつもりだったので、予定通り岸壁に移動して「ましゅう」を待つことにしました。
本当はこの日に摩周湖に行くつもりだったのですが、翌日友人と一緒に向かう事になったので一日予定が空いたのです。(体調が悪かったので翌日にして良かったです)
よってまったり来るまで待つ事に。
早朝の耐震岸壁
という事で6時台から耐震岸壁でひたすら「ましゅう」を待つことにしました。早朝にも関わらず散歩する地元民や観光客がちらほら。遠くに地本の人が見えたので「待っていれば来るかな~」と微かな期待を抱きつつ地蔵のようにベンチに座っていました。
この耐震岸壁なのですがなぜかカラスがとても多く、カラスに囲まれて「ましゅう」を待つという意味不明な状況でした。
カラスかわいい。
待っている間に雨が降り始めたりしたのですが、最終的に止んだのでほっとしました。待つこと数時間、2隻のボートが登場。
実はこの時点で既に霧が凄まじく、湾の外が見えない状況でした。湾の外どころか入口に当たる灯台すら全く見えない状況。本当は展望台から撮影しようと思っていたのですが、展望台に霧がかかっていて見えなさそうなのでそのまま岸壁で待機。
2隻のタグボートは何かを持ったまま港に入ってきます。あ、あれはまさか――!
ましゅうの防舷物を持っています。
防舷物が無事に岸壁に設置されてからほどなくして、
霧の向こうに何かが。霧が深すぎて最初「何かいる」という事しか分からなかったのですが、あの艦首はどう考えても「ましゅう」…。でもよく見えないので確信が持てません。
しばらくすると全体が見えるようになり、ついに「ましゅう」が目の前に現れました。何となく映画「ミスト」を思い出します。それにしても霧が凄い。霧の中から現れた「ましゅう」はまさに「霧の摩周(湖)」です。
不思議なことに港の内側は霧がかかっておらず、港の入口を境に霧が存在しているような状況でした。(タグの後ろにうっすら見えているのが灯台?です)
内側に入ればこの通り。実は「動くましゅう」を見たのはこれが初めてだったのでとても感動しました。動いてる!って。釧路まで来て良かった、待ってて良かった~と心から思いました。
本当に綺麗な船です。
この時点で散歩している人や観光客が足を止めて入港を見学したり写真を撮ったりしていました。
増設された電光掲示板
ぼんやりと「ましゅう」を眺めているといつもとは違う装備が…。なんと電光掲示板が実装されていました!(ましゅうも霧フェスを一緒に盛り上げます!みたいな事が書いてありました)
そして「ただいま!」の文字も。改めて「里帰り一般公開」なのだと実感します。「ましゅう」がしゃべっているみたいで可愛いです。
無事に係留されました。奥では入港歓迎式が行われています。
体力保全のために前乗りしましたが、入港が見れたので無理して良かったなと思いました。
今日は夜行バスが朝早く着いたお陰でましゅうをお出迎え出来て良かった。動いているましゅうを見るのは実質初めてだったので嬉しかったです。霧の中から突然現れたましゅうが幻想的でかっこよかった。
— NINI (@siranuiNINI) 2018年7月27日
今回はここまで。
次回は霧フェス一日目の様子等をお届けする予定です!