お久しぶりです。このブログ的には「あけましておめでとうございます」なのですが、気づけばもう2月半ば。。
前回に引き続き解説パネル&展示品をご紹介します
甲板上の展示解説(続き)
糧食用パレット
糧食とは備蓄した食糧の事を言います!
糧食用パレットは、護衛艦等に洋上で食料などを移送する時に使用しなす。
食料以外にも、機器の部品等の移送でも使用します!
糧食用以外に砲弾用パレットもあります!
「ましゅう」が運ぶのは「燃料」だけではない…!長期間洋上で活動するために必要な食料も補給するので、それを相手の船に渡すためのカゴ的なもののようです。
何やら謎の椅子が。子供の頃こういう遊具が大きな公園にあって、好きだったな…なんて関係ない事を思ったり。
二隻の艦の間に張ったロープに通して使う、まさにあの遊具のような道具でした。走行する船と船の間に張ったロープって結構揺れそう。楽しそうですが怖そうです。
洋上補給の解説パネル。こちらは体験航海の記事の方が写真が見やすいかもしれません。。
洋上給油装置(5番ステーション)
3本のホースにより艦船用燃料、航空機用燃料、真水を同時に補給することが出来ます。
(6番ステーションも同様)
左舷の6番ステーションとの両舷同時補給も可能です。
艦船用燃料のホースの先端は、写真下のような形状になっており、赤線付近から燃料が送油されます。
5番6番ステーションは艦橋寄りにある補給ステーション。なんと2隻同時に補給できてしまうようです。全体的にホースの接続部分が素敵なので今度一般公開があったときはまじまじと観察して来ようと思います。もしもこの金具をばらした展示とかあったらめっちゃ興奮しそう。金具とかなんか好き。
戦闘用ヘルメット
海上自衛隊で装備されている戦闘用ヘルメットです!
防弾チョッキ同様、インスタ映えしない色ですが、逆に新鮮かも…?
※金属部分に注意して着帽してください!重いので首を痛めないようにしてください!
防弾チョッキ
海上自衛自衛隊に装備されている防弾チョッキです。
主に戦闘訓練や小火器射撃訓練(銃での射撃)で実際に使用されています。
重さを体験してみてください!
※着用の際は金属部分に注意して着用ください!
やたらインスタ映えを気にした撮影スポット。子供とかは喜びそうですが、インスタ映えという事は大人向けの撮影スポットなのでしょう。(防弾チョッキなどのサイズが大人向けだからかな?)
撮影用拳銃
※究極の低クオリティ~!
安心して下さい!暴発は、しません!
ましゅうのそんなところが、大好きです。低クオリティなのが逆にインスタ映えしそう???
溺者人形
溺者人形は、海に落ちた人を想定し、救助訓練で使用する人形で船乗りには、欠かせない訓練となっています。
人形は、重く作っています!
一部の人に熱狂的な人気(?)を誇る溺者人形。艦ごとに描かれた特徴的な顔はある種のコレクターを生む謎の魅力があるらしい。肝心の顔を確認し忘れたのは痛いミスでした…。
人形ワールドカップという謎のパネルが…。
RIMPACのかっこいいお写真が!
MITとは(Maritime Inspection Team)の略で、主にわが国の法令違反の疑いがある船舶に対し立ち入り検査を行うグループです。
……(;'∀')体験航海で見たこの方たちかな?
救命筏のパネル。ここまでは外周に展示されていたものです。次の物からは格納庫にあった展示です。(格納庫は格納庫じゃなくて別の呼び方があったような気がするけど思い出せない…)
こちらにも防弾チョッキの体験コーナーが!こういうコーナーは男性の方に人気があるような気がします。
「ましゅうに装備されている小火器」の解説パネル。「64式小銃」、「散弾銃」、「9mm拳銃」、「9㎜機関銃」、「ミニミ軽機関銃」、「12.7mm重機関銃」の6種類です。
お約束のギャグ。北の国からを見たことがないので分からない…。。。
護衛艦の5インチ砲で実際に発射された薬莢です。
護衛艦の76㎜砲で実際に発射された薬莢です。
散弾銃(ショットガン)の大根 弾痕
射撃訓練で、缶を標的にして一発命中した状態です。散弾銃は、狩猟用のイメージが強い銃ですが、海上自衛隊も装備しています!散弾銃が採用される理由!
怪しい?船舶の立ち入り検査等を実施する場合に、扉のドアノブや蝶ネジを破壊するのに、散弾銃の弾が(細かい球)有効だからです!
補給艦である「ましゅう」には搭載されていない砲の薬莢が展示されています。護衛艦の一般公開では実際に持ち上げて砲の前で写真を撮るのが定番となっているのでその流れを汲んだのでしょうか?補給艦(ましゅう)の場合はロープ発射機がそれに当たるのかな?
そして散弾銃についての解説が。映画なんかではドアノブを壊すのはハンドガンというイメージなのですが、散弾銃が有効なんですね。一気に広い範囲を破壊出来るのが良いのかな?
「サザ〇さんのタマ」と「弾」をかけた渾身のギャグ…。も、もう何も言うまいにゃ…。これで「一発当てた状態」なのですから凄まじいです。
モールス信号的なアレを打つための機械。実際に打たせて貰えるので映画などでよく見るアレを実際に体験できます。隊員さんが実演して下さるのですがとても素早く打っていて流石です。何と打っているのかさっぱりでしたが、釧路のおいしい物を食べたい的なことを打っていた気がします。個人的には手旗信号と共に憧れる通信手段の一つ(実生活において実用的ではないけど)
後部甲板の数字について
後部の撮影スポット。豆知識??なのですが、ここに映っている「25」は結構最近描かれたもので前に発売された「アオシマ」のプラモデルのデカールには付属していないんです。(アオシマの公式HPの組み立て例にも後部甲板の艦番号は付いていません)
多分この「25」が描かれる前の「ましゅう」を参考にしたからだと思います。。前回のお色直しで追加されたのだと記憶していますが…(曖昧)おそらくその前に作ったのかな?
なのでこれから「ましゅう」のプラモデルを組み立てる方で現在の「ましゅう」を作り方はお気を付けください…!どうやらこの「25」が描かれているのが正しい状態のようです。
今回はここまで!次回は一般公開の終わりまで&小樽観光の様子をご紹介します♪