ましゅう午後の部へ突撃
さてさて、午後も勿論「ましゅう」へやってきました。こんなにいい天気なら行くしかないでしょう。
満艦飾を下から撮るならやはり晴れの日が一番ですね。一般公開+満艦飾+晴天はなかなか無いので撮れるだけ撮っておこうという算段です。下から撮る補給設備と満艦飾のアングルがたまらないです。
ほら、見て!!この蛇管と満艦飾のコラボ!!!
索発射機。これでロープを飛ばして相手の艦に届けるのって凄く難しそうだなと毎回思うのです。風が強いと違う方向に飛んでいきそう。
この通路、何気に好き。
蛇管の根本。前も書いたかもですが、ここを見ている人ってあまり居ない気がします。ましゅうの補給ポストの蛇管ってロープで纏められているのでぱっと見何本も蛇管があるように見えるのですが、実は後部ポストの場合3本しか無いんですよね。長いロープを纏めているのでボリュームが出ているだけなのです。そうやってみると蛇管も面白いでしょう?
一般公開の展示は難しいという話
通路に掲示されているガスタービンの説明板。なんでこんなところにあるんだろう?とずっと思っていたのですが、乗員さんに「実はこの裏(パネルの裏にあるブラインドの向こう)にエンジンがあるからパネルを置いているんです…」と言われ驚きました。知らなかった。
スルーしてしまう見学者が多いとおっしゃっていたので、多分皆裏にエンジンがあるなんて気づかないと思うので「ここにエンジンがあるよ!」という事を分かり易くした方が良いのでは?なんてお話をしました。
一般公開の展示ってとても難しくて、おフネ界隈にいると気づきにくいのですが見学者のほとんどは「船」に関する知識をほとんど持っていない方ばかりなんですよね。なのでフネのどこにエンジンがあるかなんて分からないし、極端な事を言えば「このフネがなんなのか」すら分からないまま見学をしている方も多いと思うのです。
そういう方にも分かり易く説明するのって本当に難しくて、マニアなら汲めるような意図(所謂「ニヤリ」としてしまう展示)も一般の方は気づきすらしないという事も多々あるのです。なので乗員さんが伝えたい意図も一般の方にとっては「?」な事も多いんじゃないかなと。
このエンジンの展示についてお話をした時にそれを強く実感して、どう展示したらマニア以外の見学者に興味を持って貰えるのか、気づいて貰えるのかこれからも考えていかないと行けないなと思いました。
ま、私が考えても…という感じですが( ̄▽ ̄;)
少し脱線しますが、ましゅうの場合は最近一般公開の評判がとても良くてその「マニア以外の層」からも「一番楽しかった」「面白かった」という感想がチラホラ聞こえるんですよね。(Twitterでエゴサした)
ギャグ満載の展示物や総合展示が一般層にもとっつきやすくて自衛隊の「堅いイメージ」とのギャップが受け入れられやすい要因なのかな?と思っているのですが、所謂「花形」でメディア露出の多いイージス艦やDDHと比べて知名度が低いにも関わらずこうも人気が爆発しているのは本当に凄い事だと思います。
これもひとえに毎回素晴らしい展示を作りだし、更新し続けている乗員の皆様の努力の賜物だとここ数年一般公開に通い続けて感じています。同じように見えてパネルが更新されていたり、寄港地ごとに総合展示の内容を少しずつ変えていたりと単発で見るとあまり気づかないような変化が沢山あるんですよね。そういう部分も知って欲しくてこうしてブログで毎回展示を細かく紹介しているのですが…。
何はともあれ毎回進化し続けている「ましゅう」の一般公開をこれからも応援し続けようと意を強くしたのでした。
なんだか〆っぽくなってしまいましたがまだ終わりませんw
ましゅう艦上から見えた「天鷹丸」。調べたら水産大学校の練習船のようです。後部に見えるのは学生さんかな?
飛行甲板で再び総合展示を見学した後の風景。やはり恒例の下り渋滞が。仕方ない。
渋滞していると「ましゅう」に長く留まれるので悪い気はしないんですよね。むしろ渋滞するほど見学者が来ているというのはとても喜ばしいことですしね(=゚ω゚)ノ
この後は「ましゅう」を降りて夕方まで待機。満艦飾が終われるのをぼんやり眺めたり写真を撮ったりしていたのでした。
今回はここまで~。次回は夜の様子をお届けします。