先日防衛モニターの行事として6月30日に開催された第3師団主催福知山音楽フェスティバルに行って来ました。自衛隊の音楽イベントは昔音楽まつりに行った時以来で、地域で開催される音楽系イベントに行くのは初めてだったのでドキドキ。
開場に着くと自衛隊の方々が沢山いらっしゃり、とても丁寧に案内をして下さりました。
パネル展示と屋外展示
ロビーには福知山のイメージキャラクターである「どっこちゃん」や能登半島地震での災害派遣の様子を紹介している展示パネル、お土産コーナーなどがあり、会場の外には偵察バイクや探索用音響探知機、軽装甲気動車などの実物展示がありました。
災害派遣の写真パネル。コンサートの中でもスライドショーとして登場しました。
偵察バイク(正式名称失念)。またがって写真撮影も出来ます。細身でカッコいい。
被災者救助の際に活躍する工具たち。鉄筋の切断等に使われるカッターと狭い隙間にカメラを這わせて救助者を確認するための破壊構造物探索機。破壊探索機は3メートルまで伸びるようです。
軽装甲機動車。これがLAV…!
公演内容
プログラムは2部構成で1時間半ほどの公演でしたが、第一部では災害派遣のスライドショーや福知山酒吞鬼太鼓とのコラボがあり、酒吞童子にちなみ「鬼」から竈門炭治郎の歌、福知山ゆかりの明智光秀から「麒麟がくる」メインテーマ、そして福知山酒吞鬼太鼓の演舞など福知山にちなんだ選曲が中心でした。
第二部では知名度の高いディズニーの曲やスタジオジブリの曲など誰でも楽しめる曲が中心で、地元の「福知山成美高等学校」と「福知山高等学校」の吹奏楽部とのコラボがありました。自衛隊との合奏は息がぴったり合っていてとても良かったです。
最後はアンコールで「まつり」!(写真OKでした)
吹奏楽部の皆さんと酒吞鬼太鼓、どっこちゃんも出て来て大盛り上がりで幕を閉じました。
地域密着型の音楽イベントに行くのは初めてだったのですが、文字通り「地域密着型」で面白かったです。フェスで聴く音楽隊とはまた別の、ホールならではの演出などもあり見所満載でした。
帰り際に地元の方が「無料だから良いよね」と言いながら帰っているのを見て、改めて無料というのは自衛隊イベントの強みだなと(笑)
地域の方の理解を得るというのは大切なことですし、こういうイベントを通して自衛隊の魅力や活動を知って頂くためにはまず足を運んで貰うのが大事なのだと改めて実感しました。
気軽に足を運べる、気軽に立ち寄れるって大事ですよね。
舞鶴の音楽イベントにも機会があれば応募してみようと思います。