NINIが巡る補給艦撮影の旅

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舞鶴地方隊サマーフェスタレポート① ムーンライトながら乗車編

帰ってきました

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7月29日に行われた舞鶴地方隊と第23航空隊のサマーフェスタへ行って来ました。27日の夜に夜行列車に乗り、31日に鈍行で帰宅。4泊5日の長旅でしたが、とても充実した楽しい旅をする事ができました!今回から何回かに分けてその様子を余すところなくお届けします。

7月27日

東京駅でムーンライトながらを待つ

22時 東京駅に到着

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サマーフェスタの2日前、27日の夜10時、私は東京駅に居ました。前回舞鶴へ行った時は始発に乗り鈍行で京都へ、そこで一泊して翌日舞鶴へ(鈍行で)行っていたのですが、それだと開門に間に合わない可能性が高い。よって今回は前乗りするためにムーンライトながらと言うものを使ってみようと思ったのです。

ムーンライトながら」は青春18きっぷを使用できる「夜行列車」で、この時期は青春18きっぷで旅をする旅人に大人気。チケットを取るのが難しいと言われるなか、えきねっとでなんとか確保することが出来たのが幸運でした。

 夜行列車に乗るのは初めてで、夜行バスなどにも乗った事が無かったのでどんな準備をすればいいのか分からず…とりあえず100均で400円の「低反発ネックピロー」を購入。それに加えマスクとアイマスと言う鉄壁の守りを用意してみました。

この「低反発ネックピロー」が大当たりで、「ながら」はもちろん帰路の14時間にも渡る鈍行列車の旅でも大活躍!400円出した甲斐があったなと思いました。

サンライズ出雲を見送る 

 出発まで時間があったのでホームをうろうろしていると、なんとサンライズ出雲が停車中。サンライズ出雲は「ムーンライトながら」と同じ「夜行列車」でありながら、ほとんど個室&ベッドを完備と言う超快適な環境が整っている列車です。

外から部屋がのぞけるようになっているのですが、「これで舞鶴まで行けたらなぁ」と思うような豪華仕様。でも逆にあの部屋で旅をするとワクワクしすぎて寝れないかもしれません。乗っている人たちもすごく楽しそう。

サンライズ出雲をお見送りして、しばらく待合所で時間をつぶしました。

いよいよムーンライトながらに乗車

ムーンライトながらの到着

https://www.instagram.com/p/BXDXu2wB9eU/

いよいよ乗車!記念写真を撮っている人が一杯です!いざ舞鶴へ…! #ムーンライトながら #青春18きっぷ #旅行 #旅の始まり #舞鶴へ

座席指定なので発車の10分前にホームへ移動。見るからに「ムーンライトながら」に乗るんだろうなと言う「旅人」ルックな方々が時刻掲示板の写真を撮っています。皆さんすごく楽しそうで、列車が到着後も写真撮影に余念がありません。

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今回私が乗るのは…なんと1号車の窓側!幸先が良いです。

お隣は同じく青春18きっぷで移動中のサラリーマン風の男性。お酒とおつまみを常備して旅を楽しむ様子が伝わってきます。ですが、私は寝たいので乗ってすぐネックピローとアイマスク、マスクを装着して寝る態勢に入ります。

この「ムーンライトながら」、夜行列車でありながら電気が消えない、がたがた揺れるなかなか寝づらい列車です。検札も12時を過ぎてから来たのでそれまでは寝る事が出来ません。おまけにお酒やおつまみのにおいが結構きつかったり、空気が乾燥している事があるのでマスク無いときついかもしれません。

 23時10分 いよいよ発車!

さて、23時10分にムーンライトながらは東京駅を出発しました。ここから0時を超える小田原まではうとうとしながら過ごします。周りの方はお弁当を食べたり車窓を眺めながらお酒を飲んだり、一休みと言う雰囲気です。

東京駅を出たころはまだ空席がありゆったりとしています。0時を超え、小田原駅に到着すると沢山の乗客が乗り込んできて車内は結構埋まっている感じに。0時を超えてから青春18きっぷを使用したい方は安い小田急を使用して小田原から乗ってくるようです。

小田原を出たころに検札があり、ここからようやく寝る事が出来ます。ですが、そんな簡単に寝れるはずが無く……

夜行列車で寝れない問題発生

 寝れない…それは「夜行」に伴う宿命のような物だと聞いています。別に席が狭いわけでもなく、暑いわけでもなく、快適な車内環境であるはずなのに…寝れない。

目をつぶって寝ようと思っても、「熟睡」する事が出来ないのです。そして数時間たった頃、ついに足が痛くなってきました。丁度座席の角に当たる太ももの裏辺りが痛い。隣の方が寝ているので運動することも出来ず、エコノミー症候群になるのではないかと言う気すらしてきます。

足置きがあれば、きっと丁度いい高さになるんだろうなと思いました。結局この後は足の痛みで寝る事が出来ず。ほぼ徹夜状態で舞鶴へ向かう事になるのでした。

3時くらい 浜松

浜松は長時間停車する駅で、外に出て写真撮影をしたりご飯を買いに行ったりする方がとても多い駅です。隣の席の方も起きたので、その隙にお手洗いに行きました

窓側の席だと隣の方が起きている時にしかお手洗いに行けないので、この浜松はチャンスです。

ムーンライトながらでまさかの…

 浜松を過ぎたころ、Twitterである方からリプライを頂きました。実はムーンライトながらに乗車されている方は結構Twitterでつぶやいている方が多く、検索で「ムーンライトながら」を調べると同じ便に乗っている方のつぶやきを見る事が出来るのです。

そんな中、なんと、舞鶴サマーフェスタに行く」と言う方からリプライを頂いたのです。これには驚きました。まさか「2日前からムーンライトながらで前乗りをして舞鶴サマーフェスタに行く」という同じ考えの人間がもう一人居るとは…! さっそくフォローをさせて頂き、舞鶴から帰るまで楽しくお話をさせて頂きました。なんだか旅の道連れが出来たようで楽しかったです。 Twitterやインスタグラムでも舞鶴へ行く方が何人かいらっしゃって、SNSで同じイベントを共有するというのも良いなぁと思いました。

 5時50分 大垣着

 夜が明けて明るくなったころ、ムーンライトながら大垣駅へ到着しました。ここから米原へ移動するため、いわゆる大垣ダッシュが発生します。ムーンライトながらの止まっているホームから、米原行きの電車が止まっているホームまで「座席争奪レース」が発生するのです。

なんとか座席を確保し、米原へ移動。車内は青春18きっぷの旅行客でいっぱい。皆時刻表を見ながら「〇〇へ行く?それとも…」とスケジュールを確認しています。

6時27分 米原

米原へ着くと京都方面へ行く方は座席争いが始まります。向かいに止まっている電車へ一斉に走っていきますが、私は「敦賀」を経由して舞鶴へ向かうので京都方面への旅行客とはここでお別れです。

前回は京都を経由しましたが、今回は琵琶湖の横を通り北陸を抜けて舞鶴へ向かいます。北陸へはあまり行ったことが無く、敦賀や小浜へ行くのは初めてなので楽しみでした。

7時36分 敦賀

福井県敦賀駅に着きました。ここは金沢方面へ抜ける特急や新幹線も通っており、北陸の玄関口のような駅なのでしょうか。なんとこの駅からは東舞鶴へ一本で行けるのです。あとは電車に乗っているだけで到着です。

敦賀からの車窓はとてものどかで、個人的にはこちらのルートを選択して良かったなと思いました。海の見えるのどかな風景は京都方面とはまた違った「旅情あふれる」景色で、ああ、旅をしているなぁという実感が湧きます。ながらで舞鶴へ向かう方には是非お勧めしたいルートです。

約4か月ぶりの舞鶴

9時34分 東舞鶴

この時間に東舞鶴へ居るのが不思議な感じですが…なにはともあれ舞鶴へ到着です。

舞鶴から赤レンガに歩いて行くつもりなのですが、まずは荷物を西舞鶴のホテルへ預けに行くことにしました。

9時52分 西舞鶴

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青くてきれいな電車が止まっています。

西舞鶴へ到着し、ホテルへ荷物を預けに行きました。今回宿泊したホテルは西舞鶴駅からすぐの「プラザホテル舞鶴さんです。駅から近い上にコンビニも近く、便利です。部屋もとてもきれいで、3日間とても快適に過ごさせて頂きました。

www.m-plazahotel.com

西舞鶴なので赤レンガにはちょっと遠いですが、次回以降もここを定宿にしようと思っています。

今回はここまで。次回は初日の朝食~天橋立観光の様子をご紹介します。

 

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