前回までのあらすじ
ついに釧路を出発。帰路の行程をご紹介します。
釧路→札幌→函館
深夜に釧路を発ち、翌日の朝早く札幌に到着しました。
札幌に着いた後は同じ乗り場から函館行きのバスに乗り継ぎです。ここから夜行バスとフェリーを乗り継いで2日かけて東京へ帰ります。
函館へ着いたのはお昼ごろでした。
函館に着きました!ことあとフェリーで青森へ渡り、青森からバスで東京へ帰ります。#函館 #北海道 #函館駅
函館からはフェリーで青森まで渡るのですが、フェリーが夕方出港なのでしばらく観光する時間があります。
函館といえば市場!ずっと昔に来たことがあるのですが、駅が新しくなっているので当時の記憶と全然違う景色に困惑。
とりあえず駅前の市場に行って海鮮丼と生ししゃもを探します。生ししゃもは行きのフェリーの中で出会ったご夫妻に教えてもらって、「北海道に行くなら絶対食べた方が良い」と言われたので探してみました。
残念ながら気軽に食べられるお店を見つけることが出来なかったので次回立ち寄った際は絶対に食べたいと思います。
函館市場の海鮮丼
海鮮丼がウリみたいなものなのでとにかくお店が沢山。しかしどこも所謂「観光地価格」で手が出ません。市場の建物の中をうろうろしているとお手頃価格のお店を発見したので、そこに入る事にしました。
お昼ご飯。函館の市場で頂きます。これで500円とか安すぎ!#海鮮丼 #函館 #食堂 #市場 #函館駅 #北海道 #グルメ
お店の名前は失念してしまったのですが、大きな建物の2階にあるお店でした。なんとこの海鮮丼が500円!!もうこれで十分でしょう…。
北海道に来てからずっと海鮮ばかり食べていたのですが、この海鮮丼が〆の海鮮丼となりました。500円とは思えない美味しい海鮮丼でした。お店も広くてお手洗いも綺麗だったので是非探してみて下さい!(他のメニューもお手頃価格でした)
ましゅうと摩周丸
函館には「摩周丸」という船があるのをご存知ですか?
「摩周丸」は1988年まで運行していた「青函連絡船」で、現在は記念艦のような形で保存・公開されています。函館駅では「摩周丸」のグッズを売っている程シンボルとなっているようです。
旅行に出かける前に地図で見つけて以来近くで見たいなと思っていたので立ち寄ってみました。
ましゅうと摩周丸…(この写真が撮りたかった)
今回は中の見学をしなかったのですが、もう少し時間に余裕があるときに中の見学もしてみたいと思います。
函館駅展望デッキ
函館駅には海や線路を眺める事の出来る展望デッキがあり、撮影スポットのようになっています。
電車に詳しくないのでなんの電車か分からない…
謎の船。私には護衛艦にしか見えないのですが、函館に造船所?ってあるんですかね?掃海艇とも違うし、なんなんだろう。お尻の部分とか凄く護衛艦っぽい気がする。
津軽海峡フェリーターミナルへ!
函館を観光した後はバスで津軽海峡フェリーのターミナルへ。
バスは函館駅から出ているのですが、思ったよりも乗る人が多くて乗り切れないかと焦りました。乗り逃しても大丈夫なように時間に余裕をもって行動した方がいいかもしれません。
▲今回乗船した「ブルーハピネス」
行きはさんふらわあで一泊したのですが、帰りの津軽海峡フェリーは数時間の短い船旅です。乗船時間は短いのですが夜ご飯を食べたりシャワーを浴びたりしなければならないので意外と忙しいかもしれないです。
▲ナッチャンworld!
今回の旅で一番驚いたのがこの「ナッチャンworld」です。呉で一般公開に参加した船に函館で会えるとは思わず嬉しかったです。「ましゅう」もそうなのですが、知っている船に遠く離れた地で出会えるのってすごく嬉しい。ほっとするというか、旅先で知人に遭遇したような感覚になります。
今日の夕飯。フェリーターミナルで買ったエビフライ弁当。このボリュームで290円!普通に美味しい#エビフライ弁当 #エビフライ #フェリー #津軽海峡フェリー #津軽海峡フェリー函館ターミナル #夜ご飯
この日の夕飯はフェリーターミナルの売店で購入したエビフライ弁当(290円)!
290円ってちょっと考えられない位安いのですが、普通においしかった…。冷食の自販機も船内にあるのですが、こっちの方が良いかも。
出港!初めての津軽海峡フェリー
日が沈みかけたころ、ブルーハピネスは函館を出港しました。
さらば北海道…。出港前に船内の休憩スペースでご飯を食べ終え、出港時は外のデッキで過ごしました。少しずつ離れていく函館の町の夜景が綺麗でした(夜景は撮れない)
ブルーハピネスはとても綺麗な船で、船内は自由席(部屋番号が決まっていない)ので、自分のランクの部屋ならばどこでも使えます。今回は女性専用部屋があったのでそこを利用しました。
荷物を置いてすぐシャワー室へ!出港してすぐなのにすでにほぼ満室でみんな考える事は一緒なんだなと思いました。利用するなら出港前がおすすめかもしれません。シャワー室も綺麗でドライヤーまでついていたので神でした。
そのあとは正直疲れていたので入港までぐっすり仮眠をとりました。他のお客さんも疲れている人が多くて寝ている人が目立っていた気がします。車の方が多かったのでお酒を飲んでいる人も少なかったし、静かでのんびりできました。
青森まではすぐなので荷ほどきもせず、すぐ降りられる格好で寝る方が良いです。
青森→東京へ
青森へは数時間で到着します。徒歩組はバスの人が多いので降りてバスの時間まで休憩室でのんびりしていました。
初めて利用するターミナルだったのでバスの場所が分かるか不安でしたが、無事に夜行バスに乗車。最初は寝れなかった夜行バスも乗りすぎて熟睡できるようになりました。
青森→東京は弘南バスの「津輕号」とフェリーの合同きっぷを使用しています。
津軽号は5回乗ると1回無料になるらしいので青森方面へ良く行く方は是非…!
1晩開けて朝の8時に東京へ到着しました。
釧路遠征を終えて
前から「ましゅう」の一般公開は北海道であるという噂を聞いていて、「いつか一般公開されたら絶対に北海道へ行くんだ」と思いつつ、それが意外と早く起きてしまったので本当に行けるのか?と不安でした。
私は飛行機に乗れないので(高所恐怖症)北海道へ行くには予算の関係で船とバスを乗り継いで行くしかなく、東北や北海道の土地勘が無いため交通手段を調べる所から始めるしかありませんでした。
北海道での移動に丸一日かかる事に驚き、旅行の行程のうち4分の3くらいは移動しっぱなしだし、フェリーの予約の仕方は複雑だし、フェリーやバスの乗り継ぎを組むのも大変だしで直前までバタバタしていました、始まってみると本当にあっという間の6日間でした。
フェリーに乗るのも初めてだし釧路に行くのも初めてで、きっと「ましゅう」と出会わなかったら一生することのない体験だったと思います。舞鶴だって「ましゅう」の母港じゃなかったら一生場所も分からなかったし、青春18きっぷだって使う事は無かったんじゃないかな。
「ましゅう」と出会ってから本当に新しい経験ばかりで、「ましゅう」には色々な場所に連れて行ってもらえて楽しいです。これからも「ましゅう」を追いかけて色々旅行したり美味しい物を食べたりしたいと思います!ずっとずっと「ましゅう」を応援していきたいと思います。
おしまい